坊主の長さを比較!2~20㎜の見た目や印象は?
初めての坊主に挑戦する際は仕上がり具合がわからないため、理想のヘアスタイルがあったとしても躊躇してしまうかもしれません。そこで今回は、坊主のイメージを具体的に持てるよう、長さ別の見た目や印象について解説します。
目的別に適切な坊主の長さについても解説しているので、どのくらいカットしようか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。さらに、坊主の長さを調整する際の注意点についても解説しています。
基本的な知識や注意点を頭に入れることで、初めての坊主でも失敗を防ぎやすくなるでしょう。理想的なヘアスタイルを目指せるよう、坊主の長さについて理解を深めていきましょう。
坊主はバリカンを使ってミリ単位で長さを調節できる
バリカンの場合、本体は約1~2㎜、アタッチメントを使うと3~12㎜など の単位でも長さを調節できます。美容院や理髪店でカットしてもらう場合、以下のような単位で注文できるので参考にしてみてください。
<注文できる長さの単位>
- 5厘刈り:1.5~2㎜
- 1分刈り:3㎜
- 3分刈り:6㎜
- 5分刈り:9㎜
- 7分刈り:12~13㎜
- 9分刈り:15~16㎜
また、坊主と一口にいっても、長さに応じてツーブロックやスキンフェードなどアレンジが可能です。次項で解説する見た目や特徴も参考に、理想の坊主を仕上げましょう。
坊主の長さを比較!見た目や特徴
坊主の見た目をイメージできるよう、カットする長さ別に見た目・特徴を解説します。
2㎜以下
2㎜以下の場合、頭皮の色が見えている状態で 、スキンヘッドに近いイメージです。頭の形がはっきり表れるため、気になる場合は美容師に相談してからカットしましょう。また、薄毛の人は、2㎜以下にカットすると気になる箇所をカバーできるでしょう。
3㎜
3㎜は、坊主の中でもオーソドックスな長さで、頭皮がうっすらと見えつつ、髪の毛の黒さも出せます。髪の毛の手触りがあるものの、くせ毛は目立ちません 。おしゃれな坊主を目指す方は、3㎜の坊主を選択肢に加えてみましょう。
6㎜
6㎜の坊主は、頭皮の印象がより薄くなり、髪の毛の色の方が目立つ長さ です。くせ毛や寝ぐせなどは目立ちにくいですが、スタイリング剤によるセットは難しいかもしれません。おしゃれな坊主を目指す場合は、フェードなどのアレンジも加えてみましょう。
9㎜
9㎜になると、頭皮はほとんど見えず、坊主としては髪の毛が長い印象です。くせ毛や寝ぐせも残る長さなので、ヘアスタイルによってはスタイリングが必要かもしれません。
ある程度の長さがあるので、フェードやツーブロックなどのヘアスタイルにアレンジしたい人は9㎜も検討しましょう。
12㎜以上
12㎜以上の場合、髪の毛の質感がしっかり感じられ、ベリーショートのような見た目です。ただし、そのままの状態では野暮ったい印象なので、スタイリング剤でアレンジしましょう。
「坊主で失敗したくない」「似合わなかったときの保険をかけたい」といった人は、12㎜以上でのカットを検討してください。
【目的別】坊主の適切な長さ(ヘアスタイル)
カットの目的別に、坊主の適切な長さ(ヘアスタイル)を解説します。どのくらいの長さがいいか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ビジネスシーンに合わせたい
12㎜以上の長さで、ツーブロックやソフトモヒカンなどのヘアスタイルであれば、ビジネスシーンにも合わせやすくなります。12㎜以上の坊主は、ヘアアレンジによって社会人らしい清潔感を演出 できます。見た目の怖さも抑えられるため、ビジネスシーンでも許容される長さです。
たとえば、サイドとバックを刈り上げて、トップに長さを残したツーブロックを作ります。トップを横に流すことで、優しい印象に仕上げられるでしょう。
スタイリングの手間を省きたい
サイドを地肌が見えるくらいまで刈り上げ、トップを少し残す程度のヘアスタイルであれば、スタイリングの手間を省けるでしょう。たとえば、サイド~トップにかけてグラデーションをつけつつ刈り上げ、トップ・フロントは20㎜ほど残します 。坊主でありながらシャープな見た目になり、おしゃれな雰囲気を演出できます。
また、残る髪の毛が短いため、寝起きの状態でも少量のスタイリング剤をつけるだけでセット可能です。
薄毛を隠したい
薄毛を隠したい場合、長さの目安は5㎜以下です。この長さであれば、薄くなった箇所と髪の毛の残る箇所のコントラストに違和感が緩和されます 。もちろん、薄い箇所の毛量によって長さの調節は必要なので、不安なときは美容師に相談しつつ、似合うヘアスタイルを探しましょう。
また、薄毛でおしゃれなヘアスタイルを目指す際は、以下のポイントを押さえておいてください。
<おしゃれなヘアスタイルのポイント>
- 前髪を立たせて、目線を上に誘導する
- 毛の流れを散らして全体のバランスを取りつつ、薄い箇所を隠す
- ツーブロックスタイルでトップの毛量を際立たせる
大切なのは、薄毛を隠しすぎないことです。過度に隠しすぎると、その箇所に目線を誘導する恐れがあります。目線を散らすだけでも薄毛の印象は緩和できるため、上記のポイントを押さえたヘアスタイルも試してみてください。
坊主の長さを調整するときの注意点
坊主の長さを調整する際は、見た目の違和感が出ないよう次項の注意点も頭に入れておきましょう。坊主は見た目の印象がガラッと変わるため、失敗しないポイントを押さえることが重要です。
頭の特徴に合わせてカットする
坊主は頭の形がはっきり出るヘアスタイルなので、特徴に合わせたカットでいびつなシルエットになるのを防ぎましょう。ヘアスタイルの理想的なシルエットはダイヤ型(縦長な形)です 。
ハチ張りや絶壁などの場合、全体を均一にカットするといびつなシルエットになるかもしれません。美容師と相談しつつ、希望のヘアスタイルと仕上がりのシルエットの間で落としどころを探りましょう。おしゃれな坊主を仕上げるためにも、頭の形にマッチしたカットをしてください。
こまめにカットして長さを整える
こまめにカットして髪の毛の長さを整え、野暮ったい印象になるのを防ぎましょう。人の髪の毛は1ヶ月に約1㎝伸びるとされています 。3㎜や5㎜など短くカットした坊主の場合、1~2ヶ月も経つと見た目の印象やシルエットが変わります。
たとえば、1㎜の坊主にすると3日~1週間の頻度でカットしなければ、カット後のきれいな状態を維持できません。 詳しい頻度は美容師に確認し、どのくらいヘアスタイルを維持できるのか把握しましょう。高い頻度で美容院に通えない場合は、セルフカットでのメンテナンスも検討してください。
まとめ
坊主頭はミリ単位で長さを調節できるため、ヘアスタイルをこまかく調整できます。カットする際は、長さ別の見た目・特徴も頭に入れつつ、理想のヘアスタイルを具体的にイメージして注文しましょう。
ただし、坊主は頭の形状がはっきり表れるほか、定期的なメンテナンスで長さを維持しなければなりません。こうした注意点も心得た上で、美容師に相談しつつベストなヘアスタイルを見つけてください。
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