初めてのメンズパーマで気をつけることとは?おすすめのパーマを紹介
パーマをかけるとイメージチェンジになり、毎日のヘアセットも楽しくなるものです。しかし、初めてメンズパーマに挑戦する方は「自分に似合うパーマがわからない」「失敗しないメンズパーマが知りたい」という方も多いでしょう。
この記事では、初めてのメンズパーマで気をつけるポイントやおすすめのパーマについて解説していきます。これからメンズパーマに挑戦しようと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
初めてパーマをかけるメンズが失敗しないためのポイント
これまでパーマをかけた経験がない場合、どんなパーマにすればいいのかわからないという方も多いでしょう。自分の理想とするヘアスタイルがあれば、それを目標に美容師と相談するのもひとつの方法ですが、ここでは「失敗しないためのポイント」を解説していきます。
<初めてのメンズパーマで失敗しないためのポイント>
- 前髪にはパーマをかけない
- 初めてのパーマは「ゆるめ」にかける
- 縮毛矯正をかけている方にはおすすめできない
- カラーやブリーチをしたことのある方は美容師に伝える
それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
前髪にはパーマをかけない
前髪にパーマをかけると、ワンランク上の雰囲気のあるヘアスタイルが作れます。しかし、それはパーマに慣れている方がきれいにセットしているから作られるのです。
パーマ慣れしていない初心者が、前髪にパーマをかけてしまうと失敗の原因になります。セットの仕方に慣れていないうちは、前髪にパーマをかけることは避けたほうが無難だといえるでしょう。
初めてのパーマは「ゆるめ」にかける
「パーマはゆるめにかけると落ちやすい」という情報から、初めてのパーマなのに強めにかけてしまう方がいます。せっかくのパーマなので、すぐに落ちてしまうのはもったいないと考えてしまうかもしれませんが、失敗したら元も子もありません。
強くかけたパーマはセットが難しいので、初めてはゆるく大き目のカールでパーマをかけることをおすすめします。
縮毛矯正をかけている方にはおすすめできない
縮毛矯正とは、髪の毛をまっすぐにする施術で薬剤と熱によって髪の毛をストレートヘアにしています。パーマはウェーブをかける施術なので、縮毛矯正とは逆の施術というわけです。あらかじめ縮毛矯正をしている髪の毛にパーマをかけても、しっかり形が出にくい可能性があります。
パーマにはコールドパーマとデジタルパーマがありますが、縮毛矯正をしている髪の毛に対しても対応できるのは、薬剤と熱を使うデジタルパーマです。ただし、デジタルパーマにしても希望するとおりのパーマに仕上がらない可能性があるため、縮毛矯正をしているメンズにはパーマはおすすめできません。
カラーやブリーチをしたことのある方は美容師に伝える
カラーやブリーチをすると髪の毛にダメージを与えます。ダメージの多い髪の毛にはパーマがうまくかからない可能性があるため、パーマをする前に自分の髪の毛のカラーやブリーチ歴を美容師に伝えましょう。
一見きれいに見える髪の毛でも、カラーやブリーチ歴があると髪内部のたんぱく質が減っている可能性があり、そこにパーマをかけることで髪の毛が切れやすくなったり、ちりちりになってしまったりする恐れがあります。
初めての方におすすめのメンズパーマ5選
初めてメンズパーマに挑戦する方におすすめのパーマを5選ご紹介します。
<おすすめのメンズパーマ5選>
- ふんわりとした「ワンカールパーマ」
- 無造作ヘアを目指せる「ピンパーマ」
- 自然な仕上がりの「ニュアンスパーマ」
- 短髪でもかけられる「ソフトツイストパーマ」
- 横幅のボリュームアップができる「スパイラルパーマ」
これらのパーマはすべてゆるめパーマです。クルクルとしたパーマ感が出にくいので、初めてパーマをかけるメンズにも挑戦しやすいヘアスタイルでしょう。
ふんわりとしたワンカールパーマ
ロッドに髪の毛を1周させるだけのゆるめパーマです。毛先にカールがつき、トップはふんわりと自由にセットできるため、くせ毛のような自然な仕上がりが期待できます。
ロッドを1周させられる長さがあれば、どんな長さでも対応可能なうえ、カールの強さや大きさなども調整しやすいという特徴があります。メンズゆるめパーマの定番といえるでしょう。
無造作ヘアを目指せるピンパーマ
ロッドではなくピンを使ってカールを作るピンパーマは、自由に髪の毛の形を変えられることが魅力のメンズパーマです。ワンカールパーマと比べてもかなりゆるめに作られるので、無造作ヘアを作りたい方におすすめです。
パーマ感がほとんど出ないので、パーマと気づかれずにイメージチェンジしたい方にもおすすめできます。
自然な仕上がりのニュアンスパーマ
ワンカールパーマよりも強いカールが作れるニュアンスパーマでは、カールによって長さが縮まることを考慮して、希望する仕上がりの長さよりも1cmほど長めに髪の毛を伸ばしておかなければなりません。ボリュームが出やすいという特徴があり、カールによる丸みが作れるので、マッシュヘアとも相性がいいです。
短髪でもかけられるソフトツイストパーマ
ツイストパーマはその名のとおり髪の毛にねじり感を出せるパーマです。通常のツイストパーマよりもゆるめにかけられるソフトツイストパーマでは、毛先の束感が出しやすく、ワックスなどを使うと簡単にセットできます。
短い髪でもかけられるパーマなので、ソフトツイストパーマであれば短髪の方でもすぐにパーマに挑戦できます。
横幅のボリュームアップができるスパイラルパーマ
カールがらせん状に出るスパイラルパーマでは、縦巻きのパーマがかけられます。アイロンなどで巻き髪を作る人も多いですが、スパイラルパーマのようなカールはアイロンでは作れません。
横幅にボリュームアップできるため、面長の方に似合うパーマだといえるでしょう。個性を出したい方や面長の方、ワンランク上のパーマに挑戦したい方におすすめできます。
初めてのメンズパーマをオーダーする際のポイント
初めてメンズパーマをオーダーする際に、より理想のヘアスタイルに仕上げてもらうためのポイントを紹介します。初めてのパーマでは美容師への伝え方がわからず「思ったよりも強くかかってしまった」「ゆるめのパーマには仕上がったが、すぐに取れてしまった」など、失敗するケースがあります。
希望するヘアスタイルを実現するために、下記のポイントを意識しましょう。
イメージ写真を持参する
まずは、自分の希望するヘアスタイルを美容師と共有することが大切です。希望するヘアスタイルの写真を持参し、美容師に見せ、必要があれば自分が持っている髪の毛に関する悩みなどを伝えるといいでしょう。
写真は1枚だけでなく、サイドや後ろも見えるよう数枚用意しておくと安心です。
メンズパーマに詳しい美容師を探す
美容師のなかでも、女性の髪型に特化している美容師やカットやスタイリングに特化した美容師など、さまざまなタイプが存在します。メンズヘア特有のヘアスタイルがイメージできない美容師もいるので、メンズパーマに詳しい美容師を探しましょう。
メンズパーマに詳しい美容師であれば、メンズパーマに慣れているので、理想通りのパーマに仕上げてくれる可能性が高まります。
まとめ
メンズパーマに初挑戦する方のなかには、どんなパーマがいいのかわからないという方も多いでしょう。初めてメンズパーマをかける際は、ゆるめのワンカールパーマやピンパーマなどをおすすめします。スタイリングしやすく、パーマ感が少ないものであれば、毎日無理なくセットできますし、自由にアレンジを楽しめるでしょう。
宮崎県宮崎市佐土原町にある「kamikiriya」では、1,500円でさまざまなデザインカットに対応しています。パーマの施術は行っていませんが、プロの美容師としてパーマ後のメンテナンスやスタイリングのアドバイスが可能ですので、髪の毛についてわからないことがあれば、お気軽にご相談ください。