パーマの種類やかかる時間は?施術時間や長持ちさせるコツを紹介

パーマをかけたいけれど、所要時間がわからないと予約日程を調整しづらいとお悩みではありませんか。パーマの種類や髪の毛の長さ、毛量によって異なりますが、パーマをかけるためにはある程度時間が必要です。

この記事では、パーマの種類とその施術時間について解説していきます。また、せっかくかけたパーマがすぐとれてしまわないよう、長持ちさせるコツについてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

パーマの種類とその施術時間

パーマと一言でいっても、さまざまな種類があり、それぞれ施術時間が異なります。結果からいうと、パーマの施術時間は約2時間~3時間です。

 

【パーマの種類と施術時間(目安 )】

パーマの種類 施術時間(目安)
コールドパーマ(一般的なパーマ) 1時間半~2時間
デジタルパーマ 2時間30分~3時間30分
低温デジタルパーマ 1時間30分~2時間
ストレートパーマ 2時間~3時間
縮毛矯正 2時間~3時間

 

それぞれのパーマについて詳しく解説していきます。

 

コールドパーマ(一般的なパーマ)

コールドパーマは、ロッドを髪の毛に巻き付けた状態に薬剤をつけてカールをつける一般的なパーマです。薬剤は1液と2液があり、それぞれに放置時間が必要なので、ショートの場合で1時間半、ロングの場合で2時間程度かかります。

 

デジタルパーマ

コールドパーマと違い、デジタルパーマでは熱を加えてカールをつけるため、コールドパーマよりもパーマが長持ちするという特徴があります。

1液を塗布した後、一度洗い流し、ロッドを巻いて熱を加えた後、さらに2液を塗布するので、コールドパーマよりも工程が多いです。施術時間は2時間30分~3時間30分程度かかります。

 

低温デジタルパーマ

通常のデジタルパーマよりも、加える熱の温度が低温なのが、低温デジタルパーマです。薬液も通常のデジタルパーマのものよりも髪に優しいものを使用します。

施術時間も1時間30分~2時間と短めなので、髪の毛のダメージを抑えたい方におすすめです。

 

ストレートパーマ

ストレートパーマは、クセのある毛をまっすぐに伸ばす際に行われるパーマです。コールドパーマと同じように、1液、2液という2種類の薬剤を使用し、それぞれに放置時間が必要です。

ストレートパーマの場合は、ロッドで巻かずに下敷きのようなものに髪の毛を貼りつけてまっすぐに伸ばします。施術時間は2時間~3時間程度かかります。

 

縮毛矯正

縮毛矯正は、ストレートパーマよりも強力に髪の毛を伸ばすことが可能です。薬剤で髪の毛を柔らかくした後、ヘアアイロンを使ってまっすぐに伸ばします。伸ばした状態をキープするために、2液を塗布し放置するという工程です。

縮毛矯正を行うと、髪が伸びて切られてしまうまでその部分はストレートを保てます。しかし、工程が多いうえに放置する時間が必要なので、施術には2時間~3時間、もしくはそれ以上かかる可能性があります。

 

パーマの持続期間には個人差がある

同じ薬液、同じ手法でパーマをかけたとしても、その持続期間は人それぞれ異なります。なぜなら、髪質やアフターケアの内容などによって個人差が出るからです。

たとえば、髪の一本一本が細く柔らかい人の場合、パーマの持続時間が短い傾向にあり、逆に髪の一本一本が太く硬い人の場合は、パーマの持続期間が長くなる傾向にあります。パーマ後の毎日のシャンプーの回数やトリートメントの内容にも左右されますし、スケジュールの都合でやむを得ずパーマ後、すぐにカラーリングを行う方もいます。

パーマの持続期間については、個人差がありますが、結果的にいえるのは「パーマを長持ちさせるためには、適切なアフターケアが必要」だということです。

 

パーマをかけた後の注意点

パーマをかけた当日は、パーマを定着させるためにもシャンプーはしないことをおすすめしています。しかし、日頃毎日シャンプーをしている人は「シャンプーしないとどうしても気持ち悪い」と感じるかもしれません。

そこで、ここからはパーマをかけた後の注意点について紹介していきます。以下のポイントに気をつけるだけで、パーマの持続期間が延びる可能性があるので、ぜひ実践してみてください。

 

洗浄力がマイルドなシャンプーを使う

パーマをかけた後は、できればシャンプーをするのを避けてほしいところですが、どうしてシャンプーしたい場合は、洗浄力がマイルドなものを使うことをおすすめします。洗浄力の強いシャンプーでは、汚れと一緒にパーマの薬液まで落としてしまう可能性があります。

 

シャワーの温度はできるだけ低温にする

髪の毛には多くのタンパク質が含まれています。タンパク質は熱で固まる性質を持っているので、パーマが定着していないときに熱いシャワーを使うとパーマによるカールがとれてしまう可能性があるのです。したがって、パーマをかけた当日と翌日は38度くらいのぬるめのお湯を使いましょう。

 

クシやブラシを通さない

クシやブラシを通すことで、せっかくカールさせた髪を伸ばしてしまう可能性があります。パーマを維持したいのであれば、髪の毛をもむようにして洗いましょう。

 

髪をゴシゴシと拭かない

髪の毛を洗った後、タオルドライをするときにゴシゴシと拭くのもおすすめできません。なぜなら、パーマをかける際の薬液などの影響で、髪の毛はダメージを負っているからです。ゴシゴシと拭くと髪の毛に摩擦が生じ、さらにダメージを広げる可能性があります。

パーマをキレイに維持するためにも、余分なダメージは避けたいものです。タオルで髪を拭く際は、髪の毛をタオルではさんで優しくたたくようにして水分をとりましょう。

 

入浴後はタオルドライ後すぐにドライヤーで乾かす

塗れた状態の髪の毛は、キューティクルが開いておりデリケートな状態です。塗れたままにしておくと、乾燥やダメージを負いやすいので、入浴後はタオルドライ後、すぐにドライヤーを使って乾かしましょう。

ドライヤーをかける際も、手で引っ張って伸ばさないように気を配ることが大切です。また、必要以上にドライヤーの温風を当てると、髪の毛が乾燥してしまうことも忘れないようにしましょう。

 

まとめ

パーマをかけると、髪の毛に動きをつけることができるうえにボリュームアップも期待できます。しかし、薬剤を使ったり、放置する時間が必要だったりするため、美容院での所要時間は2時間以上かかる可能性があります。

また、パーマを長持ちさせるためには、パーマをかけた後のシャンプーの仕方や乾かし方に気をつける必要があるので、正しい知識を持ってメンテナンスすることが大切です。せっかく時間をかけて施したパーマをキレイに維持するためにも、パーマをかけた当日と翌日はできるだけシャンプーせずに、ぬるめのお湯で洗い流す程度に留めておきましょう。

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