年齢を重ねるとともに、薄毛が気になってくる方がいるでしょう。薄毛でもおしゃれに髪型を決めたい方におすすめなのがツーブロックです。ツーブロックにすることで、薄毛をカバーしつつ、おしゃれを楽しむことが可能です。

この記事では、ツーブロックにすることで薄毛が目立たなくなる理由やおすすめのツーブロックスタイルをご紹介していきます。薄毛でお悩みの方で、ヘアスタイルにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

 

ツーブロックとは？

ツーブロックとは、こめかみ周辺から襟足部分を短く刈り上げて、トップの部分だけを残すヘアスタイルです。

トップの長さによって印象が変わるため、カジュアルからフォーマル、ビジネスなどさまざまなシーンに合わせたツーブロックが楽しめます。そのため、10代から40代まで幅広い世代に支持されています。

 

薄毛とツーブロックの相性がいいといわれる理由

ツーブロックは薄毛の方でも挑戦できるうえに、薄毛が目立たなくなるため相性がいいといわれています。その具体的な理由は以下のとおりです。

 

＜ツーブロックにすると薄毛が目立たなくなる理由＞

• メリハリがあってトップに目線が集まる
• 清潔感が出る
• スタイリングが簡単

 

それぞれの理由について詳しく解説します。

 

メリハリがあってトップに目線が集まる

ツーブロックは、サイドをすっきりと刈り上げ、トップはボリュームを持たせるというヘアスタイルなのでメリハリのある髪型だといえます。また、トップに目線が集まるので、薄毛になっている部分から目線をそらすことが可能です。

薄毛になっている部分によって似合うツーブロックスタイルが変わるので、簡単に紹介します。

 

【薄毛の部分別 おすすめツーブロック】

薄毛の種類	おすすめのツーブロック	特徴
M字型の薄毛	短めツーブロック	サイドを高めに刈り上げて全体的に短くすることでM字部分をカバーできる
生え際の後退	アップバングツーブロック	思い切って前髪を上げることですっきりとした印象になる
頭頂部の薄毛	長めツーブロック	トップを長めに残し、パーマをかけてボリュームを持たせる

 

全体的に薄毛になっている場合は、ツーブロックにしても薄毛を隠し切れない可能性があるため、思い切ってベリーショートや坊主にしてしまうのもおすすめです。

 

清潔感が出る

ツーブロックにすると、こめかみ部分や襟足が短くカットされているので、首筋がキレイに見えて清潔感が出ます。薄毛を隠すために髪の毛を全体的に伸ばそうとする方もいますが、そうすると汗をかいたときなどに、髪が額に張り付いてしまい、余計に悲しい印象を与えてしまいます。

 

スタイリングが簡単

ツーブロックはトップの部分のみを重点的にスタイリングすればいいので、全体的にヘアスタイルを決めようとする場合よりもスタイリングが簡単です。

トップ部分を長めに残している場合でも、パーマをかけていれば自然なうねりが維持されますし、トップ部分も短めにしている場合であれば、ヘアワックスなどを使ってその日の気分に合わせたアレンジが可能です。

 

ツーブロックのバリエーション

ツーブロックはカットの仕方次第で幅広いアレンジが可能です。自分に似合うツーブロックを見つけ、自分なりのスタイルを楽しむのもいいでしょう。ツーブロックのバリエーションは以下のようなものがあるので、参考にしてみてください。

【ツーブロックのバリエーション】

アップバングツーブロック	前髪を思い切って立ち上げたツーブロック。前髪を短めにすると爽やかな印象になり、長めにするとスタイリッシュな印象になる
ショートツーブロック	通常のツーブロックよりもトップを短めにカットしたツーブロック。アクティブな印象になるうえに、ただのショートカットにするよりも薄毛が目立ちにくいという特徴がある
ソフトモヒカンツーブロック	トップを中央に寄せながら立てたツーブロック。男らしい印象を与えてくれる
パーマツーブロック	トップにパーマをかけたツーブロック。パーマによってボリュームが出るので、頭頂部が薄くなっている方におすすめ
ロングツーブロック	サイドは刈り上げているのに、トップを長めに残したロングツーブロックは、よりトップに視線を集められるので薄毛を目立たなくしてくれる。長めに残したトップの髪の毛を後ろに流せば頭頂部や後頭部の薄毛もカバーできる

 

どんなツーブロックにするのかは、薄毛の度合いや部位はもちろん、自身の年齢や環境に合わせて選ぶことが大切です。

10代～20代の学生などであれば、自由にアレンジが楽しめる個性的なツーブロックでもいいですが、30代以上の社会人などであれば、ビジネスシーンに合った落ち着いたツーブロックを選ぶことをおすすめします。

 

薄毛をカバーできるツーブロックのスタイリング方法

ツーブロックをかっこよく決めるためには、毎日のスタイリングも重要です。ツーブロックのスタイリングは比較的簡単なので、無理なく毎朝続けられるでしょう。では、薄毛をカバーするためにぜひ実践してほしいスタイリング方法をご紹介します。

 

ドライヤーで根元を立ち上げる

薄毛を目立たせず、かつ、おしゃれにヘアスタイルを保つためには、ドライヤーの熱を利用してベースを作ることが大切です。根元からしっかり立ち上げることでトップのボリュームを確保できます。

髪の毛は冷えるときに形が固定されるので、トップを持ち上げながら根元に温風を送った後、冷風に切り替えて髪を冷やしましょう。こうすることで立ち上がった根元が固定されます。

 

後頭部からスタイリング剤をつける

スタイリング剤を手にとったら、まずは後頭部からセットしていきましょう。スタイリング剤がたっぷりついた手で前髪をセットすると、前髪が重くなってしまいます。後頭部、サイド、前髪という順番でセットしていくことで、スタイリング剤が程よく全体に行き渡るでしょう。

 

落としやすいスタイリング剤を選ぶ

スタイリング剤を使用したら、毎日入浴時に落とさなければ髪の汚れや毛穴つまりの原因になります。しかし、スタイリング剤を落とすために、髪をゴシゴシ洗うと頭皮にダメージを与えてしまうのです。

薄毛の進行を抑えるためにも、頭皮ダメージはできるだけ避けたいものなので、落としやすいスタイリング剤を選ぶことをおすすめします。同時に、スタイリング剤が落としやすい頭皮に優しいシャンプーを選ぶといいでしょう。

 

まとめ

ツーブロックは刈り上げの部分とボリュームを持たせたトップの部分が視覚的錯覚を生み出すため、薄毛をカバーできます。また、一般的なショートカットよりもこなれ感を出せるうえに、清潔感があるので好印象を与えやすいヘアスタイルだといえます。

ツーブロックにはいくつかのバリエーションがあるので、薄毛をカバーしつつ、おしゃれを楽しむためには、自分に合ったツーブロックを選ぶことが大切です。

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